DAIGOから「詐欺じゃない」と心配されるも…50歳で結婚した姉・影木栄貴 ”別居婚”のリアル
私は、酒やタバコはやらないけど、ギャンブルは好きで。でも夫は自分がやらないからといって私にやるなとは言わない。逆に「勝ってきてね」って言われるから、私は「頑張ってくるわ~」って出かけています(笑)。 あと、前につき合っていた彼には、私が毎回おごっていたんです。でも、夫は率先しておごってくれようとするんですよ。年齢的にもアシスタントさんとかにおごる立場なので、おごられるとちょっとキュンってしますよね。昭和の感覚ですけど(笑)。
── 普段おごっている側だと、そういう気持ちになりそうです。 影木さん:きれいごとじゃないって思ったのは、やっぱりお金ですね。金銭感覚がまったく合わない人と結婚してもうまくいかなかっただろうなっていうのは、今になってわかります。夫と3回目のデートは私の誕生日だったので、恋人リングが欲しいって言ったら、さらっと買ってくれて。婚約指輪も好きなものを選んでいいよと。自分がナチュラルに金がかかる女だと、結婚する過程で初めて知りました(笑)。
── それまで気づかなかったんですね(笑)。 影木さん:結婚式はせず、ウエディングフォトと家族の食事会で済ませたのですが、「DAIGOと景子ちゃんの結婚式と同じ場所でいいんじゃない」って何も考えずに言っちゃったり、ドレスもDAIGOのときと同じ桂由美さんに頼んだり。費用は夫婦で半分ずつ出し合ったのですが、「栄子ちゃんがやりたいなら」と、夫は全部つき合ってくれて。私たちは基本的に財布は別で、夫がいくら貯金しているかは知らないから、もしかしたら今、財布の中身はスカスカかもしれない(笑)。それでも私に合わせてくれたというのは、結構大事なことだったと思います。
── 金銭感覚は重要ですよね。DAIGOさんからは「お姉ちゃんは絶対結婚できない」と言われつづけていたそうですが、結婚を報告したらどういう反応でしたか? 影木さん:私が創作で悩んで夜中にうつうつとしていた暗黒期を知っているDAIGOには、そんな私と一緒になる人なんていないよ、って言われていました。だから、結婚するって言ったら「お金だけは持ってるから、だまされてるんじゃない?」って言われて。DAIGOも実際に夫に会ってそういう人じゃないとわかってくれましたが、たしかに最初は私も疑いましたから(笑)。長男は「旦那さんはお前がどういう人間かを知ってるのか?全力で謝らないと!」って言っていましたし。弟たちは私が人としてどうかと思っているみたいで(苦笑)。私も年をとってだいぶおだやかで陽気になったので、それから出会った義妹の景子ちゃんは、素直に受け入れてくれてたんですけどね。