<ここに注目>中京大中京・畔柳攻略へ専大松戸「選球眼」で重圧 選抜高校野球
専大松戸・石井詠己主将の話
(対戦相手の中京大中京は)投打ともにトップレベル。挑戦する気持ちで戦いたい。持ち味の積極性を生かし、終盤まで諦めない粘り強い戦いをしたい。持っている力をすべて出し切りたい。
OBにソフトバンク高橋礼 陸上競技部はインターハイ出場常連
専大松戸(千葉) 1959年、「報恩奉仕」「質実剛健」「誠実力行」を建学の精神に掲げ、学校法人専修大学により設立された。「国際社会を担うリーダーを育てる」を理念とし、英語教育にも力を入れる進学校。目標に合わせたクラス編成などが行われている。 陸上競技部は各種目でインターハイ出場の常連。相撲部は過去にインターハイで団体3位になったことがあるなど、全国レベルで活躍する部活動が多数ある。2019年に新人王を獲得した福岡ソフトバンクホークスの高橋礼は野球部OB。スポーツ界以外にも、放送、芸能など幅広い分野で活躍する卒業生を多数輩出している。
「全員がリーダーシップを」前バスケットボール男子日本代表監督の長谷川健志さん
母校の選抜初出場決定のニュースに、高校2年の時、我がバスケットボール部が全国大会に初出場した時のことを思い出しました。 監督として選手によく言ったことですが、大事なのは全員がリーダーシップを持たなければいけないということ。リーダーというのは地位や役職ですが、リーダーシップはそれとは別。声を出す、誰かがいいプレーをした時に一緒になって喜ぶ、ミスがあった時は励ましの声をかけるなど、そういった動作一つ一つがリーダーシップだと思います。要は勝つために自分は今ここで何をすべきかそれぞれが考えながらプレーするということ。 スポーツには目標と目的がある。目標は勝利かもしれませんが、そのために忍耐力を高める、協調性を身につける、積極性を持つなど、内面を豊かにすることが目的だと思います。選手の皆さんの活躍を期待しています。