【ソフトバンク】「自分のカーブというのは唯一無二」ドラ1右腕が“泰斗カーブ”で沢村賞目指す
ソフトバンクのドラフト1位・村上泰斗投手(17)が9日、“泰斗カーブ”で奪三振王と沢村賞のタイトル獲得を将来の目標に掲げた。新入団選手発表が、みずほペイペイに隣接する「よしもと福岡大和証券劇場」で行われた。金の卵は持ち球それぞれに目指す選手を明かした。「直球では藤川球児選手(現阪神監督)、スライダー、スプリットはマー君」と言って“しまった”という表情をしてから「田中将大選手」と言い直し、カーブは「山本由伸選手、東晃平選手、(左腕だがドジャースFAの)カーショー選手」と各球種の“トップレベル”に立つ選手の名を挙げた。 握りやリリース角度を動画サイトで調べて習得した。その結果「自分のカーブというのは唯一無二。トップスピンで急激に落ちる」と胸を張る。メジャーでは時計の12時から6時の方向に落ちることから「12―6(トゥエルブ・トゥ・シックス)」と呼ばれる変化球。“泰斗カーブ”で三振の山を築く。(田中 昌宏)
報知新聞社