3人家族の食費が「毎月8万円」で家計が苦しいです…月2回夫婦で居酒屋に行っていますが「宅飲み」に変えるといくら節約できますか?
定期的に夫婦で居酒屋へ行っている家庭もあるでしょう。家計に余裕があるのであればそのままでも問題ありませんが、余裕がないときは外食を減らすなどの工夫も必要です。 宅飲みに変えるとどれくらい出費が減らせるのか知っておくことで、今後の節約の参考になるでしょう。今回は、3人家族の食費の平均や居酒屋飲みから宅飲みに変えるとどれくらい節約できるかなどについてご紹介します。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
3人家族の平均食費はいくら?
総務省統計局が公表している「家計調査 家計収支編(2023年)」によると、勤労者世帯かつ世帯主が60歳未満の世帯の平均食費は、3人世帯で1ヶ月8万2606円でした。 もし食費が8万円の場合は、平均額よりも少ない結果です。また、食費のうち項目ごとの月平均費用は表1の通りです。
出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編(2023年)」を基に筆者作成 表1から、外食費用が食費の最も大きな割合を占めていることが分かります。つまり、食費の節約しやすい項目も外食費用だといえるでしょう。もし8万円でも生活費が苦しいときは、まず外食に関する費用を減らせないか検討することも方法のひとつです。
居酒屋から宅飲みに変更するといくら節約できる?
独立行政法人中小企業基盤整備機構の「市場調査データ 居酒屋(2024年版)」によると、居酒屋1回の利用にかける費用で最も多い割合は3000~5000円未満で44.9%でした。次に多い割合は2000~3000円未満で26.3%です。 多くの方は、居酒屋で飲むたびに少なくとも3000円以上使用していることになります。仮に夫婦で3000円ずつ、合計6000円使用していると、1ヶ月に2回行けば1万2000円の出費です。 居酒屋をすべて宅飲みにすると、毎月1万2000円の出費をおさえられます。缶ビールが1本200円、1回の宅飲みにつき1人1本ずつ飲むとすると、1ヶ月のビール代は800円です。おつまみを家にあるもので済ませられれば、居酒屋に行った場合と比べて1万1200円の節約ができる計算です。