【MLB】 鈴木マルチ安打の活躍でカブス大勝 フィリーズは93勝で足踏みし、リーグ勝率2位
【カブス10-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間9月25日、カブスが2桁得点の猛攻でフィリーズを10対4で下した。カブスは2回、2個の押し出し四球と鈴木誠也のタイムリーなどで一挙6得点。その後も追加点を加え、投手陣もジャスティン・スティール以下5投手の継投でフィリーズ打線を封じた。カブスの鈴木は3打数2安打2打点2得点の活躍だった。フィリーズはこれで93勝65敗となり、リーグ最高勝率とプレーオフの第1シードを争うドジャース(93勝63敗)に遅れを取る格好になっている。 【動画】カブス・鈴木のタイムリー 前日に12年ぶりの地区優勝を決めたフィリーズは、初回にブライス・ハーパーの今季30本目のソロ本塁打で先制。しかし、2回に一死満塁のピンチを招くと、オープナーから引き継いだ2番手タイワン・ウォーカーは2連続押し出しで逆転を許す。さらに内野ゴロ、3番鈴木と4番コディ・ベリンジャーのタイムリーも重なり、カブスはこの回6得点。6回にもベリンジャーが満塁から走者一掃のタイムリー三塁打を放って鈴木を還し、カブスの得点は2桁に膨れ上がった。フィリーズ打線は8回に1番カイル・シュワーバーの38号2ランで2点を返したが、反撃はそこまで。カブスが10対4でフィリーズに勝利した。 カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席はレフトへの二塁打、2回表の第2打席はレフトへのタイムリー、4回表の第3打席では空振り三振。6回表の第4打席は四球という内容で、4打席限りで退いた。連続試合出塁を14に伸ばし、今季の成績は打率.281、OPS.843となっている。