「栗山・中村・炭谷でまた優勝しよう」炭谷銀仁朗が古巣・西武復帰 渡辺GM「戦力として戻ってきてもらう」
プロ野球・西武がキャッチャーの炭谷銀仁朗選手を獲得することを、16日に発表しました。炭谷選手は10月13日に、楽天から戦力外通告を受けていました。 【画像】1試合2本塁打を放った西武の中村剛也選手 炭谷選手は2005年に高校生ドラフト1巡目で西武に入団すると、13年間にわたってプレー。12年にはゴールデングラブ賞、15年にはゴールデングラブ賞とベストナインに輝きました。その後18年オフにFAで巨人に移籍すると、21年に金銭トレードで楽天に加入。今季は65試合に出場すると、131打数29安打で打率.221、1本塁打、10打点という成績でした。 現在36歳、プロ19年目のベテランの6年ぶりとなる古巣復帰。背番号は西武時代や巨人時代にもつけていた「27」に決定しました。 渡辺久信GMは「銀仁朗には、戦力としてライオンズに戻ってきてもらいます。それと同時に、今いるライオンズの若いキャッチャー陣に対して、これまで培った知識や経験も伝えていってもらえればと思っています」とコメント。 また炭谷選手自身は「6年ぶりにライオンズに帰ってくることになり、率直にうれしいです。ライオンズは6年前とはメンバーも変わって、若い選手が増えたなという印象です。僕にとって思い入れのあるベルーナドームで、ライオンズのユニホームをまとってファンの皆さまの前でプレーできることに、特別な感情があります。ライオンズファンの皆さまには、ぜひベルーナドームに足を運んでいただき、背番号27の炭谷銀仁朗に熱い青炎(声援)を送っていただけたらうれしいです」と語っています。 SNSではファンから「おかえりなさい」「今のライオンズに必要な選手」「若手のお手本になってください」と復帰を喜ぶ声が。中には「栗山・中村・炭谷でまた優勝しよう」と、栗山巧選手、中村剛也選手らとともに10年ぶりのリーグ優勝を果たした2018年シーズンを思い出す声もありました。