飛行機の気圧で手術の傷口が開く!? 起業家グラドル・くりえみが明かす壮絶な体験「まさか、体が裂けているとは思いませんでした」
テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」レギュラーコメンテーターの玉川徹とフリーアナウンサーの原千晶がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「ラジオのタマカワ」。「テレビではまだ出せていない玉川徹の新たな一面を発信!!」をコンセプトに、ビジネス、キャリア、マネー、カルチャー、エンタメ、音楽など、さまざまなジャンルをテレビとは違った角度から玉川が深掘りしていきます。 11月28日(木)の放送では、実業家でタレントのくりえみさんがゲストに登場。飛行機内での恐怖体験や闘病生活に関するエピソードについて語ってくれました。
◆開いた傷をガムテープで応急処置!?
原:今回のゲストは起業家でタレントのくりえみさんです! くりえみ:よろしくお願いします! 玉川:ご無沙汰ですね。以前、「DIME」(小学館)という雑誌のイベントで対談をさせていただいたんですけども、すごく元気でエネルギッシュな方だなと思ったんですよ。今は起業されて社長として会社を経営されているんですけど、イベントのあとで大変なことがあったんですって? くりえみ:初めてお会いしてから1ヵ月後ぐらいに、サンフランシスコに行こうと思って飛行機に乗ったんですね。そうしたら、飛行機のなかで過去の手術の傷が気圧で開いてしまって。 玉川:そんなことってあるの!? くりえみ:背中のしこりを取る小さい手術だったんですけど、それが機内で開いちゃったことでウイルス感染してしまって、とんでもないことになってしまいました。 玉川:手術自体は飛行機に乗る直前だったの? くりえみ:1ヵ月半ぐらいは経っていました。お医者さんに聞いたら「よくあります」と言われましたけどね(笑)。 玉川:さすがにそれぐらい期間が空いていたら、飛行機に乗っちゃマズいって思わないよね。 くりえみ:フライトは11時間ぐらいだったんですけど、5時間ぐらい経ったときに体からブツッていう感じがしたんですよ。まさか、体が裂けているとは思いませんでした。 異常に痛いから(背中を)触ってみたら体液でびっしょりになっていたんですけど、まさか体から出てきているものとは思わなくて、始めは濡れた服を着てきたんだと思ったんですよ(笑)。サンフランシスコに着いてから「これはまずいことになった」ってようやく気付きました。 玉川:サンフランシスコに着いちゃっているわけじゃない。どうしたの? くりえみ:病院に行こうとしたんですけど、現地の人に聞いたら入院一泊で50から200万ぐらい、手術だけでも数千万かかるかもしれないと言われて。「自分たちも死ぬギリギリまで病院は行かないよ」とか言われて、「それじゃあ自分も行かないことにしよう」って思ったんです(笑)。 玉川:そうは言っても自分ではその見極めができないじゃない? くりえみ:そうなんですよ。結局間違った判断をしてしまって、現地でも数日仕事をしてしまいました。本当にバカなんですけど、アメリカの薬局に行ってガムテープみたいなものを買って、患部をグルグル巻きにして過ごしていたんですよ。 玉川:俺、それはできないな(笑)。 くりえみ:気合いでいけるかなって思っちゃった判断が、さらに悪化させてしまって。限界になって、日本に帰ったときには上半身に炎症がまわっていた感じでした。