【浦和競馬・ニューイヤーC】2番人気のホーリーグレイルが重賞初制覇 矢野貴之も絶賛「非常に楽しみです」
浦和競馬場で8日に行われたSⅢ第68回ニューイヤーカップ(3歳、ダート1500メートル)は、2番人気のホーリーグレイル(牝・内田勝)が重賞初制覇を決めた。道中3番手から進め、3コーナー入り口で逃げたガバナビリティーに並びかけると、残り100メートルで競り落とし、先頭でゴールを駆け抜けた。勝ちタイムは1分35秒6(重)。1馬身半差の2着に1番人気のガバナビリティー(牡・佐藤太)、さらに3/4馬身差の3着に3番人気のアッカーマン(牡・川島一)が入った。 テン乗りだった矢野貴は「素晴らしい馬の依頼を頂いてありがたく思います。勝ててホッとしています。向正面で早めにハミをかんで、早め早めの競馬になりましたが、よく押し切ってくれました。直線が短いコースが合っていますね。牡馬相手の中、結果を出せたのは素晴らしいと思います」とパートナーの走りに目を細め、「浦和で牝馬クラシックがありますし非常に楽しみです。今後の成長に期待したいですね」と期待を寄せた。 一方、内田勝調教師も今年初の重賞Vに笑顔が絶えなかった。「一戦一戦良くなっていたけど、一段と状態は良くなっていた。うまく折り合いをつけてくれましたね」と矢野貴の手腕を絶賛。次走は3月20日に同舞台で行われるSⅠ桜花賞に直行する予定だ。
東スポ競馬編集部