静岡県の鈴木知事 東部・伊豆半島地域の振興について市町と連携し課題解決を進める考え示す
静岡県の鈴木知事は、県議会一般質問の中で、東部・伊豆半島地域の振興について、市町と連携し課題解決を進める考えを示しました。 ●自民改革会議・中田次城議員: 「知事が選挙直後におっしゃった、西部だけの鈴木康友ではないという発言をどのように実現していくのか。現段階で、その思いがあまり伝わってきていないと感じるのは私だけではないと思う(そうだ!)」 これに対し鈴木知事は、移動知事室や地域サミットの開催地として、東部・伊豆地域を最初に選んだとアピール。 今後は、温泉を活用した観光交流人口の拡大やライドシェア導入、移住定住の促進を図りたい考えを示しました。 また、川勝前知事時代にはなかった場として、新たに県内4つの地域局の局長が集まり、地域課題や市長・町長からの要望を定期的に知事に伝える場を設けたと説明。年4回開催する方針で、既に8月と11月に実施したということです。 ●鈴木知事: 「(東部伊豆半島は)急峻な地形や小規模な市町が多いことから、安定的な雇用や道路等の生活基盤の維持、医療体制の整備等、多くの課題に直面している。地域の実情や市町が抱える個々の課題を丁寧に把握することに努めている」