まるでその場にいるような臨場感! 距離も時間も超えて没入する「パリ・ノートルダム大聖堂展」
ゴシック建築の代表、世界遺産・ノートルダム大聖堂。約800年に及ぶ大聖堂の過去・現在・未来に触れる旅へ
パリのシテ島に建設されて約800年。美しいゴシック建築、ステンドグラスのバラ窓、パリの街を見下ろすストリゲス(キメラ)……。パリの象徴、世界遺産でもあるノートルダム大聖堂が火災によって大きな被害を受けたのは、2019年4月のことでした。
損なわれたパリのシンボルのために、復興プロジェクトがすぐさま始動。ドローンやCG分析などの最新技術はもちろん、建築や美術品の修復を扱う熟練工など、各界の専門家が集結。世界遺産登録された建築物は、認定当時に使用されていた資材や技術を使わないと登録抹消される可能性があります。800年の歴史をひもときながら、当時の資材を集め、技術を復活させる作業は非常に困難を極めました。
日本科学未来館で開催中の特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」は、こうした作業を通して、改めて文化財保護の重要性を伝えたいという思いから生まれました。8世紀前に夢のような建造物を建てた人々の熱意、フランス革命当時の様子、大聖堂を舞台に執り行われた戴冠式、そして大火災を経た修復現場でのイノベーション……。タブレット越しということを忘れるほどの臨場感に、きっとあなたも驚くはずです。
そのほか実際に手で触れてみることができる大聖堂やバラ窓、ストリゲスのミニチュア模型や、聖母子像のレプリカなどの展示も楽しむことができます。
火災から約5年半を経た2024年12月に一般公開が再開したノートルダム大聖堂ですが、修復作業は2026年まで続きます。今この瞬間も、美しい世界遺産を未来へとつなげようと奮闘している人々の思いがこもったこの展覧会。次にパリへ行くときに、蘇ったノートルダム大聖堂と再会するのが楽しみになります。
特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展 タブレットを手に巡る時空の旅」
開催期間 :2025年2月24日(月・休)まで 開館時間:10:00~17:00(入館券の購入および受付は16:30まで) 火曜日休館(2月11日は開館) 入場料:大人(19歳以上)1800円、18歳以下(中学生以上)800円、小学生500円、60歳以上1600円、未就学児無料 場所 :日本科学未来館 東京都江東区青海2-3-6 電話:03-3570-9151(代表) 公式サイト:https://notredame-ar.jp/ ※事前にオンラインチケットを購入いただくか、来館当日に屋内チケットブースにて当日券を購入ください。