オスプレイ運用再開へ調整 米側から連絡と防衛相
木原稔防衛相は8日の閣議後記者会見で、鹿児島県・屋久島沖で昨年11月に起きた米空軍CV22オスプレイ墜落事故に関し、米側から7日夕、日本国内のオスプレイの運用再開に向けて今後具体的に調整を行っていきたいとの連絡があったと明らかにした。 防衛省は事故直後から、陸上自衛隊が保有する機体の飛行を見合わせている。米軍も昨年12月から飛行停止中。米メディアは米国防総省が近く、飛行停止措置を解除すると報じていた。 木原氏は「米側と事故の状況や安全対策について確認作業を進めており、やりとりの逐一を答えることは差し控える」と述べ、事故原因を巡るやりとりの状況は明らかにしなかった。