【箱根へのカングーでの旅】富士山に映えるルノー カングー ディーゼル仕様の新型カングー インテンスとの楽しい4日間
「ルノー カングー」は、これまで以上の実用性とスペースを提供しながら、これまで以上に効率的になっている。価格は旧モデルより上昇したが、日常的なランニングコストが安くなることで軽減される。標準装備も充実していて、財布に負担をかけない。カングーの最新バージョンでは、ルノーはコストを削減するのではなく、新しいテクノロジーを導入し、バリューフォーマネースモールバンであり続けることを保証している。 カングーのスタイリングは、ルノーの他のモデルレンジを反映している。そのため、C字型のLEDランニングランプを備えた大きなヘッドライトに挟まれた、目立つがっしりとしたグリルがある。 マニュアルギアボックスは正確かつスムーズで、同等のキャディやトランジットコネクトとさほど変わらないフィーリングだと感じた。対照的に、オートマチックは楽ではあるがやや遅い。シフトチェンジはスムーズだが、ゆったりとしたドライビングスタイルに適している。どのオプションを選んでも、「カングー」は運転するのに最高の小型バンのひとつだ。
積載スペースと実用性
どのパワートレインを選んでも、「ルノー カングー」の荷室容量と積載重量は、スモールバンのライバルと比較しても遜色ない。標準モデルの場合、荷室容量は3.3立方メートルで、「シトロエン ベルランゴ」に匹敵する。 荷室の長さは1,806mm、ホイールアーチ間の幅は1,248mmで、スライド式サイドドアの後ろの荷室の最も広い部分は1,570mmである。バックドアの全高は1,115mm、ロードシルの高さは635mmで、室内の最大高さは1,215mm。リアドアのフロア最大幅は1,256mmで、テールライト直上で1,196mmに狭まる。 ロングホイールベースモデルを選ぶと、荷室容量は4.2立方メートルとなり、ロングホイールベースのベルランゴよりも半立方メートル近く多くなる。荷室の長さは2,230mmで、他のほとんどの寸法は標準バンのものと同じである。リアシルは613mmとわずかに低く、最大荷室高は1,248mmである。