聖地・立石に代われるか!? 京成線・青砥駅で「下町飲み」してみたら名店揃いだった!
昼飲み、センベロなどの店が集まり、呑兵衛天国だった京成立石。しかし駅周辺の再開発により名物店などが閉店、移転を余儀なくされた。立石に続く天国はどこだ!?そこで今回は、京成線沿線の青砥の安くて旨くて人情も濃い、通いたくなるいい店を集めてみました!京成本線をはじめ、快速や特急が止まるターミナル駅「青砥」。大衆酒場あり、魚の旨い店あり、ピザありとジャンルの幅広さは沿線随一!?そして、どこもアットホームで居心地よし。通いたくなる名店揃いです! 【画像ギャラリー】味はもちろん、居心地も最高な青砥の居酒屋
『もつ焼き小江戸』
もつ焼きもボールも何より活気がうれしい下町酒場 口開けとともに待ち構えていたかの如くお客さんが入ってくると、店は一気に活気づく。店名にもつ焼きと冠するけれどもつ焼き屋然とし過ぎることなく、女性も子どももOK。店主の大島さん曰く「地元の人のための社交場」。なんて言うか"元気が出る酒場"だ。 大島さんは、昨年惜しまれつつ店を閉じた立石の名店『江戸っ子』で修業をされていて、まずはもつ焼きが旨い!パツパツテカテカでひと切れが大きく、頬張れば口の中に肉感溢れる感じ。 煮込み420円 鮮度抜群の「小江戸刺し(タン・ハツ・レバー)」を口に放り込み、「小江戸ハイボール」でゴクゴクやるのもいい。でもお楽しみはまだまだ。自家製ぬか漬けや季節の小鉢、ピカピカの刺身にも気合が入る。楽し過ぎる。 [住所]東京都葛飾区青戸3-39-3優和ビル2階 [電話]03-3690-0898 [営業時間]15時~21時(20時LO)、土・日12時~19時(18時LO) [休日]月・火 [交通]京成本線青砥駅東口2から徒歩1分
『忠治(ちゅうじ)』
居心地よし黒板に並ぶ刺身はどれも旨過ぎ! 暖簾をくぐってガラリと入れば、昔ながらの酒場らしい落ち着いた佇まい。「店は昨年暮れで42年。葛飾区には70年いるよ」というご主人・井上さんの語り口調にもどこかほっとする。 で、ここに来たらまず何を食べたいって、魚だ。「うちは黒板商売だから」という黒板には本日の刺身が10種類ほどズラリ。石巻の底引き網漁からの直送。そして千住の河岸でご主人が目利きした旬の魚は、いずれもみずみずしく、甘く、脂がのっている。何を選ぶか迷うのも楽しみだ。 スズキ刺身600円、寒ブリ刺身700円、活ホッキ貝刺身600円、樽酒吉乃川600円 名物「しめじ土瓶蒸し」。香りよく、ダシよく、熱燗で割ってもよし。しめじにエビや銀杏、三つ葉やゆり根と、中身も品のいいつまみになる。旨い日本酒もいい塩梅に揃っている。酒が進む。 [住所]東京都葛飾区青戸3-33-16 [電話]03-3690-4681 [営業時間]17時~23時 [休日]水・木 [交通]京成本線青砥駅東口1から徒歩2分