【バレー】ヴィクトリーナ姫路・宮部藍梨「これから自分たちがどれだけ強くなれるかワクワクしている」、森田茉莉「そこにボールがあったから」 SV女子
●柴田真果主将(セッター) 昨日も今日も相手に流れが行ってしまう時間帯がありました。しかし、今日は相手に渡った流れをもう一回引き寄せることができた、そこから我慢できたことが今日の勝利に繋がったと思っています。 ――この2試合は途中からチームを支える役割でしたが、どういう貢献を考えてコートに入った? 柴田:自分が2枚替えで入るときはチームが少し苦しい場面が多いのですが、あまりそれを気にせず、みんなが思い切ってプレーできるように心がけていました。 ちょっとでもガッツポーズが増えたりすればいいなと思っていて、自分の振舞いや雰囲気作りに気をつけてコートに入りました。
――新チームになって8戦6勝。5連勝もありました。1部に再昇格してSVリーグで感じたここまでの手応えは? 柴田:1戦1戦、試合を重ねるごとにチームが良くなっていっているのをすごく感じています。 自分たちの力を出し切ればどのチームとも互角に戦える力はついてきていますね。
●森田茉莉選手(リベロ) 昨日は自分たちの良い部分がなかなか出せない、苦しい時間が長くありました。 今日はそういったことを修正できたので勝利に繋がったと思います。 ――第1セット、エンドに向けて猛烈に突進。フェンスをなぎ倒してボールを拾いに行かれました。 序盤のあのビッグプレーが姫路の勝利につながったといっても過言ではないと思います。 必死だったと思いますが、あのシーンはどういう状況だったか思い出せますか? 森田:何も考えていなかったです(笑)とりあえずそこにボールがあったから飛び込んだというか。 とにかく繋げることしか考えていなかったので。 ――私はカメラマン兼任でたまたまその場にいたのですが、「森田選手がすごい勢いで飛び込んできた」としか把握できておらず…何がどういう状況だったのか。 柴田:ちゃんと(フェンスを)蹴ってから、入ってた。 田中:うん、蹴ってた、蹴ってた。 森田:えー、自分で蹴ってたのわからなかった。 ――フェンスを蹴って、その奥に飛び込んだんですか? 柴田:そんな感じやったよな。 田中:フェンスを蹴って、ちょっと口が開いたところに飛び込んでいってた。