【バレー】ヴィクトリーナ姫路・宮部藍梨「これから自分たちがどれだけ強くなれるかワクワクしている」、森田茉莉「そこにボールがあったから」 SV女子
――双方が対策もあったでしょうし、試合の中での修正もあったと思います。互いの駆け引きについては? 井上:お互い「サーブでどれだけ主導権を握れるか」という課題があったと思います。 ハイセットでは決まりにくい状況もできていましたし、デンソーさんも私たちの対策をしてきていると感じました。 対応力の差というのが、レベルの高い試合の中では重要になってくると思います。 「対応されたことに対してこちらも対応する」 そういうことが試合の中でもう少し早くできるようになれば、もっと私たちは強くなれると思います。
●櫻井美樹選手(セッター) デンソーさんに勢いよく押されたというよりも、自分たちの良いところを全部出し切れなかったという試合でした。相手に逃げ切られたという感じではないですね。切り替えていきたいです。
――今日は惜しかったですが、ここまで充実した戦いができている理由は? 櫻井:戦績が振るわなかった過去のシーズンは、悪いところにばかり目が行ってしまっていたというか。 今は失点しても、コート内の切り替えが上手くなったと感じています。 相手に押され続けるような状況でも、自分たちのパフォーマンスを出すためにきちんと切り替えができる。仲間にかける声からもすごく良い雰囲気が作れています。 そういったところに過去との違いを感じますね。
GAME1 監督コメント
●セリンジャー・アヴィタル監督 より良いチーム、より強いチームが勝った。そういうことです。 (デンソーは)スパイク、攻撃が良かった。オポジット、レフトサイドの選手が苦しい状況でも何とかポイントを上げていました。 ――昨年とは違いトップカテゴリーの舞台です。ここまで良い成績を残されていますし、5連勝もありました。 セリンジャー:開幕からの6試合で5連勝ができましたし、そこそこの結果は出しました。ですが、まずは、8強に入るのが目標です。 キャリアのある選手もいますが、チームとしてはまだ組んだばかりです。学ばなければいけないことがたくさんあります。今日の負けから、たくさん学んで成長していかなければと思っています。 成長の過程には必ずこういったことが付き物だと思っています。 スポーツには勝ち負けがありますが、その中でまだ負けていないデンソーさんは本当に素晴らしいと思います。 私たちも、もう少しレベルの高いパフォーマンス、レベルの高いバレーボールができるはずなのですが、残念ながら今日はそれをお見せすることができなかった。その点に関しては少し残念に思っています。 チームにはまだ安定したところがない。アップダウンが多いと思います。デンソーさんのような強いチームに対してはアップダウンがあっては勝てないですね。