レッドブル入りのクロップ氏、責任者として大宮視察で1月来日へ ミンツラフ氏明かす
大宮アルディージャならびに大宮アルディージャVENTUSの経営権を取得したレッドブルグループは6日に会見を行い、新クラブプロパティを発表。登壇したレッドブルのスポーツ部門全体を統括するRed Bull GmbH CEOのオリヴァー・ミンツラフ氏から、ユルゲン・クロップ氏が2025年1月に来日する見込みであることが明かされた。 マインツ、ドルトムント、リヴァプールの監督を歴任してきたクロップ氏は、2023-24シーズン終了後にリヴァプール指揮官を退任。その後の10月、レッドブルグループのグローバルサッカー部門責任者に2025年1月から就任することが発表された。国際ネットワークを統括しつつ、戦略的ビジョンの提供、レッドブルの哲学を推進する個々のスポーツダイレクターのサポートをするほか、各クラブの日常業務には関与しないものの、組織のグローバルスカウト活動のサポート、コーチ陣のトレーニングと育成にも携わるとみられている。 ミンツラフ氏は、「ユルゲン・クロップがサッカー部門のトップに就きました。マリオ(ゴメス)とともに、予定として来年1月に来日して、いろいろと話し合うことになっています。一歩一歩、高めていきたいと考えています」と、就任早々に大宮を訪れる見通しであると話した。 来年1月からの正式就任となるが、すでにクロップとはコミュニケーションを取っているとし、「また、クロップ自身が日本という国、また日本のサッカーについても非常に素晴らしいと考えています。特に前回のワールドカップでの日本の活躍も、当然クロップは見ていたわけですから、そういったことも知っていると思います」と、これまでに香川真司や丸岡満、南野拓実、遠藤航をいった選手を指導した経験もあるクロップ氏と日本の親和性についても触れている。
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