投機的な動向含め、為替市場の動向を憂慮=加藤財務相
Takaya Yamaguchi [東京 7日 ロイター] - 加藤勝信財務相は7日、為替円安を巡り「投機的な動向も含め為替市場の動向を憂慮している」との認識を示した。行き過ぎた動きには適切に対応する考えも強調した。同日午前の閣議後会見で語った。 為替市場でドル/円は一時158円台前半と、2024年7月以来半年ぶりの円安水準を付けていた。 加藤財務相は会見で「足元では一方的、急激な動きがみられる」と言及。為替はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映して「安定的に推移すること重要」と述べた。