メーガン夫人は独特? 英王室に伝わる守るべき「立ち方&座り方」
ある日突然、一般女性がプリンセスになるというストーリーの映画を観たことがある人なら、ロイヤルの一員として行動するために学ぶべき「エチケット」や「ルール」がどれほどたくさんあるか、想像がつくかもしれません。 【写真】違いは? キャサリン妃とメーガン夫人のファッション 実際の王室にも数々のルールがあり、ロイヤルたちは日々、それらに従って行動しています。同じように一般市民にも、ロイヤルと会う機会があったときに取るべき行動についての決まりがあります。 例えば、イギリスの王族たち、そしてロイヤルたちに接するとき、市民はどのように振る舞うべきとされているのでしょうか? そうしたルールについて、エチケットに関するコンサルタントであり、オンラインを含めた研修コースも開催しているボーモント・エチケットの創業者、マイカ・マイヤーさんに話を聞きました。 ※肩書は当時のものです。
立ち方&座り方
スカートやドレスを着用しているとき、女性ロイヤルたちは必ず、膝とかかとの内側を合わせて座ります。また、イスに深々と座ることはなく、かかとはたいてい地面につけています。姿勢が崩れてしまうことから、アームレストは使用しません。
いっぽう、マイヤーさんはロイヤルたちの立ち方と座り方に、独自に非公式の名前をつけています。例えば、かかとを地面につけたまま、足首を交差させるキャサリン妃の座り方を、「ケンブリッジ・クロス」と呼んでいます。
また、脚を組み、上になっているほうの脚と同じ方向に両足をそろえて流し、正面から見たときに脛が斜めに伸びるようにするメーガン妃の座り方は、「サセックス・スラント」と呼んでいます。
From VERANDA