男子は埼玉栄が埼玉対決制してV2 女子は五條東が代表戦を勝って3連覇【サニックス旗福岡国際中学生柔道】
次世代の柔道界を担うホープが点取り方式の団体戦で競う「2024サニックス旗福岡国際中学生柔道大会」が26日、福岡県宗像市のグローバルアリーナで開かれた。国内外の男女計115チームがエントリー。5人制の男子は埼玉栄が2連覇を達成し、3人制の女子は五條東(奈良)が3年連続で頂点に立った。 ■「AI画像かと…」阿部一二三が五輪連覇へ究極仕上げ【写真】 男子決勝は埼玉勢同士の戦いとなり、埼玉栄が田島を2―0で退けた。決勝で横四方固めを決めて一本勝ちし、最優秀選手にも選ばれた先鋒の江部徳真(2年)は「得意の寝技で勝つことができて、ちょっと気持ちよかった」と白い歯を見せた。
女子は、今夏の全国中学校大会(全中)で2連覇を果たした五條東が勝負強さを見せた。決勝は初優勝を目指す小野(兵庫)と対戦。1―1で迎えた代表戦で、全中57キロ級2位の山川乃々夏(2年)が鮮やかな内股で一本勝ちを奪った。最優秀選手となった山川は「代表戦は緊張したが自信を持って戦うことができた。このまま気を緩めず、来年の全中もチームで優勝したい」とほほ笑んだ。(山崎清文)