【150台限定でエディション1も導入】メルセデスAMG E53にPHEVのハイブリッド 4マティック+追加
その他の走りの装備は?
■AMGダイナミックエンジンマウント エンジンマウントの固さを状況に応じて調整するAMGダイナミックエンジンマウントをE 53に初採用。通常走行時はシャーシに伝わるエンジンの振動を抑えて快適な乗り心地を実現。 一方、スポーツ走行時にはマウント部を固めることでエンジンの揺れを抑制し、ダイレクトなステアリングレスポンスと正確かつ俊敏な走行を可能にする。 ■リア・アクスルステアリング アジリティと走行安定性を向上させるリア・アクスルステアリングを標準装備。100km/h以下での走行時は、後輪が前輪と逆方向に最大2.5°操舵することにより、コーナリング時の回頭性を高めて卓越した俊敏さを実現。 100 km/h を超えると、後輪は前輪と同じ向きに舵角が与えられ(最大舵角0.7°)、 これによりホイールベースを長くすることと同じ効果が生じるため、操縦安定性が高まりる。同時に方向を変える際、後輪に働く横力がはるかに速く高まるようになり、ステアリング操作に対するレスポンスが素早くなる。 ■AMGダイナミックセレクト AMGダイナミックセレクトは、アクセルレスポンスやシフトポイントだけでなく、ステアリングやサスペンション、エグゾーストサウンドなどの特性を一括して変更し、快適なクルージングからスポーツ走行まで、走行シーンに合わせて様々なキャラクターを味わうことができる。 新型 E 53では従来の「コンフォート」や「スポーツ」、「スポーツ+」などのプログラムに加え、ハイブリッド専用のプログラムである「エレクトリック」および「バッテリーホールド」が追加されている。 デフォルトではモーターのみで静かに発進可能な「エレクトリック」モードで始動し、バッテリー残量が不足した時や、ドライバーがさらなるパワーを求めてアクセルペダルをプレッシャーポイントまで踏み込んだ場合はエンジンが始動。 「バッテリーホールド」モードでは、モーターの使用率を抑えてバッテリー残量を極力維持。例えば帰途で夜間の住宅地を静かに走行したい場合など、EV走行が必要となるまでバッテリー残量を極力保持するように努める。 ■AMG 4マティック+ 前後トルク配分の連続可変が可能なAMG 4マティック+を採用。状況に応じて常に最適なトラクションを確保することで高い加速性能を実現するだけでなく、ドライ/ウェット/スノーなどいかなる路面状態であっても走行安定性と安全性を高める。 ■AMG強化ブレーキシステム フロントには6ピストンの固定キャリパーに390mm×36mmのディスクと、リアには1ピストンのフローティングキャリパーに360mm×26mmのディスクを採用し、レッドペイントのキャリパーにはAMGロゴが備わる。 ドリルドタイプの大径ベンチレーテッドディスクは冷却効率に優れるほか、レッドペイントのAMGロゴ入りキャリパーとともに視覚的にも動力性能の高さをアピールすることで、足元に一層の迫力を与えている。 ■強化ボディシェル E 53のボディシェルは、多くの強化が施された。フロントサスペンションのストラットマウント間に装備されるストラットタワーバーは横方向のダイナミクスを高めるほか、縦方向のビームに追加ストラットで接続されたエンジン下部のスラストフィールドはフロントエンドのねじれを抑制し、正確なステアリング特性を生み出す。 また、リア・アクスルにはサイドメンバーからリアへの追加ストラットが設けられ、より正確で安定した走行を実現していると述べている。