タレがしみた柔らかいナスに箸が止まらない!「とろとろ蒸しなす」
おうち史上最高においしい中華料理、作りませんか? 中華料理は、強火で中華鍋をバンバン振って作るイメージですよね。でも「家庭でもおいしい中華は作れます!」と断言するのが、山形県酒田市で町中華の料理人として働きながら、YouTubeで中華料理を作る楽しさを発信する、おおたきさん。調理のコツを分かりやすく紹介するチャンネルは「簡単なのに想像を超えるおいしさ!」と大好評で、チャンネル登録者数は25万人(2024年6月現在)を数えます。 【こちらもチェック!】人気グルメコミック「疲れた人に夜食を届ける出前店」を読む そんなおおたきさんが教えてくれるのは、家庭のコンロの火力でも、誰が作ってもおいしいレシピばかり。いつも冷蔵庫にある材料で、本格的な味わいが即完成です! ■ ジュワッとしみたタレに心躍る とろとろ蒸しなす 夏にこそ作りたい一品。親戚からなすをいっぱいもらうと蒸すのがうちの恒例行事です。 タレを吸ってとろんとやわらかいなすはナンボでもいける 材料(2人分) 長なす… 1本(長さ約20cm) A(合わせておく) しょうゆ…大さじ2 ごま油…大さじ1 砂糖…小さじ2 酢、おろしにんにく、おろししょうが(またはチューブ)…各小さじ1 万能ねぎ(小口切り)…好みで適量 作り方 1 なすはヘタを切り落として縦半分に切り、皮目に切り込みを格子状に入れ、長さを半分に切る。塩少々(分量外)をふり、水に1~2分つけたら水気をきって耐熱皿にのせ、せいろに入れる。 2 鍋に湯(分量外)を沸かして蒸し板を敷き、1のせいろをのせ、フタをして強火で10分蒸す。 3 蒸し上がったら皿の中の蒸し汁を捨て、Aをかけ、漬け込みながら粗熱を取る。好みで万能ねぎをのせる。 POINT なすは塩をふってから水につけると蒸し上がりの色がきれいになる。さらに色よく仕上げたい場合は、蒸す前に表面に軽く油をぬっても。 おおたき的中華メモ なすは箸でさけるくらいまで蒸し上げよう。タレに漬けた状態で冷蔵庫で冷やしてもまたうまし。格子状の切り込みからよくしみ込んだタレでなすが飲み物になるぞ(笑)。 ※本記事はおおたき著の書籍『家のコンロでも100%おいしい! まいにちのおうち中華80』から一部抜粋・編集しました 著=おおたき/『家のコンロでも100%おいしい! まいにちのおうち中華80』