仕事終わりに毎日「ハイボール350ml缶」を2本飲んでいます。家族から「量を減らしてほしい」と言われていますが、「500mlのロング缶1本」なら大丈夫でしょうか…?
お酒好きの人のなかには「健康のために本当は休肝日を設けたほうがいいと思うけど、つい毎日飲んでしまう」という人も多いのではないでしょうか? 家族から健康のためにまずは飲む量を減らしてほしいと指摘されるケースもあるかもしれません。 本記事では「350ミリリットルサイズのハイボールを毎日2本」飲んでいるケースを想定します。毎日「500ミリリットルサイズのロング缶1本を週5日」飲むスタイルに変えると、節約効果はあるのか解説します。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
ハイボールを毎日飲むと酒代は年間いくらかかる?
一口にハイボールといってもさまざまな種類が販売されていますが、今回はサントリーホールディングス株式会社が提供している「角ハイボール」を例に挙げてシミュレーションしてみます。 角ハイボール缶は350ミリリットルと500ミリリットルの2サイズあり、アルコール度数は7%と9%の2種類が展開されています。好みは人それぞれですが、ここではアルコール度数が高い9%の角ハイボール缶を飲むとします。 販売価格は、スーパーやコンビニエンスストアなどによって変わるので一概にいえませんが、サントリーの商品情報に記載されている希望小売価格をもとに計算してみます。「角ハイボール<濃いめ>350ml缶」の希望小売価格は196円で、一般的には200円前後で販売されていることが多いと思われます。 2本飲む場合は1日あたり392円かかります。休肝日はなく1ヶ月間(30日)飲み続けると1万1760円、年間(365日)では14万3080円となり、長期的にみると大きな出費となることが分かります。
ロング缶に変えると節約効果はある?
週2日の休肝日を設け、1日あたりの飲酒量を「500mlのロング缶1本のみ」に変えると具体的にどのくらい変わるのでしょうか。「角ハイボール<濃いめ>500ml缶」の希望小売価格は264円です。店舗によって価格は変わりますが、300円前後で販売されていることが多いと思われます。 1缶264円とすると1週間で1320円、1ヶ月(4週間)で5280円、1年間(52週間)だと6万8640円かかります。1ヶ月ベースで見ると、前記の1万1760円から6480円節約できた形です。