〈不登校〉「学校に行きたくない」その時、親はどうするべきか?「行きたくない」と口にした子どもの勇気を受け止める
【不登校】不登校が続くことも考える
子どもが休みたいと言ってきて、休ませたけれどこのまま長期化したらどうしよう。 「学校を休みたい」と子どもが言ってきた時、親は不登校が長期化するのではないかと不安を覚え、それが「我がまま言わずに学校に行きなさい」という言動にもつながっていきます。 不登校になると勉強だけでなく集団生活や清掃とあらゆることを学校で学ぶという日本の公教育のスタイルから一旦離れてしまうことになります。親としては「学校にまた通えるようになるのか不安」という思いを抱いて子どもと接することになります。 共働き世帯や核家族化もあり、子どもが一人でどのように過ごしているのか気になり、転職や退職をすることもあります。親の理想を言えば子どもが再び学校に通い出すことが望ましいですが、こればかりは事態の推移を見守るしかありません。 それと同時に、長期化しそうなときは子どもの進路進学や就職についても「どういう道がベストなのか」も考えながら未来を模索していきましょう。
参考資料
・文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要」
中山 まち子