【オリックス】中嶋聡前監督がファンフェスタにサプライズで登場「充電してウズウズしてきたら、また…」本拠地のファンにお別れ
オリックスは24日、京セラドーム大阪でファンフェスタを開催した。オープニングで選手が入場すると、サプライズで登場したのは中嶋聡監督。選手にも知らされていなかった演出だったようで、球場全体から大歓声が沸き上がった。スーツ姿でマイクの前に立った中嶋前監督は「何とかみなさんの前で話したいと思っていました。本当に、この場を借りて『ありがとう』と伝えたいと思います」とあいさつ。「今年の負の部分、悪い部分、できなかった部分はすべて私と(現役引退する)T―岡田が持って出ていきますので…。選手のみなさん、来年、思い切り暴れちゃってください」と冗談で笑わせた。 中嶋前監督は86年のドラフト3位で阪急(現オリックス)に入団し、19年に2軍監督としてオリックス復帰した。20年途中から1軍監督代行、21年から1軍監督を務め、リーグ3連覇。22年には日本一を達成した。在籍6年目の今季は5位に沈み、責任を取る形で退任。今季最終戦だった10月6日の楽天戦(楽天モバイル)で表明していた。本拠地のファンにお礼とお別れをした名将。「本当にみなさんには感謝しています。多分、僕は野球が好きだと思います。そのために充電して、しっかり野球を勉強して、ウズウズしてきたら何か、やりたいと思います。また、その時に会いましょう!」と再会を約束した。
報知新聞社