「ペロブスカイト太陽電池」早期社会実装へ、日揮がエネコートに追加出資
日揮ホールディングス(HD)は自社で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「JGC MIRAI Innovation Fund」を通じて、京都大学発スタートアップのエネコートテクノロジーズ(京都府久我山町)に追加出資した。出資額は非公表。 エネコートテクノロジーズは次世代太陽電池と期待されるペロブスカイト太陽電池や関連素材の開発・製造・販売などを手がけている。日揮HDは2022年5月に初めてエネコートテクノロジーズに出資。北海道や神奈川県で同電池の実証実験を行っている。 今回の追加出資を通じてエネコートテクノロジーズの技術と日揮HDが持つ太陽光発電分野で培ったエンジニアリング技術を融合させ、連携を一層強化することで安全安心な「どこでも発電所」の確立を目指し、早期の社会実装につなげる。