「松本人志VS文春」裁判記録に書かれていた“衝撃の事実”。松本氏側が提出した“異例すぎる証拠”も明らかに
文春側は「原告の主張が全くの虚偽である」と主張
文春側は、A子さんが当時のことについて、参加者が金髪にした松本氏に対して、「芸能人でこれだけ金髪の似合う方はいませんよ」とおべっかを使っていたことを記憶しているなどから、女性らの証言は「具体性、迫真性に富んだもの」と評価。同書面で、「原告は、個別具体的な認否を避け、(略)概括的な否認をするにとどまるが、この原告の主張が全くの虚偽であることは明らかである」と結語した。 同書面の提出を受け、8月14日の弁論準備期日は取り消しに。改めて、11月11日に指定されたが、松本さん側はその3日前の同月8日に「訴えの取下げ」をした。 この裁判は、大御所芸能人「松本人志」に文春側や世間が振り回された、不毛な争いだったのかもしれない。“松本人志裁判はなんだったのか”、意味を見出すのには時間がかかりそうだ。 文/学生傍聴人 【学生傍聴人】 2002年生まれ、都内某私立大に在籍中の現役学生。趣味は御神輿を担ぐこと。高校生の頃から裁判傍聴にハマり、傍聴歴6年、傍聴総数900件以上。有名事件から万引き事件、民事裁判など幅広く傍聴する雑食系マニア。その他、裁判記録の閲覧や行政文書の開示請求も行っている。
日刊SPA!