“大量の練炭燃やし住職殺害”初公判で男が起訴内容認める
日テレNEWS NNN
去年、東京・足立区にある寺の納骨堂で大量の練炭を燃やし、一酸化炭素中毒で住職の男性を殺害した罪などに問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。 霊園開発会社の社長・斎藤竜太被告は去年7月、足立区にある納骨堂に侵入して練炭28個を燃やし、一酸化炭素中毒で当時70歳の住職の男性を殺害したほか、男性の妻と娘を殺害しようとした罪に問われています。 18日に東京地裁で初公判が開かれ、斎藤被告は「住職を殺そうと思っていたわけではないが、私の行為によって死んでも仕方ないと思っていました」などと述べ、起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で「霊園の開発をめぐりトラブルになっていた住職に不満を抱き犯行に及んだ」と指摘。一方、弁護側は「住職からの理不尽な要求に耐え、もはや我慢の限界を超え、嫌がらせをして困らせ、少しでも態度を改めてもらいたいと思っていた」などと主張しました。