レアル・マドリー、カルバハル&L・バスケス後釜として期待したヴィニシウス・トビアスを放出…約17億円の買い取りオプションを行使せず
ブラジル人DFヴィニシウス・トビアス(20)が、今季限りでレアル・マドリーを後にすることになった。 ラ・リーガ 2024-25夏の移籍情報 全20クラブの補強・退団選手リスト ヴィニシウス・トビアスは2022年4月、ロシアのウクライナ侵攻の影響により、シャフタール・ドネツクからレアル・マドリーにレンタルで加入。マドリーは将来的にDFダニ・カルバハル、MFルーカス・バスケスの後釜として、トップチームの右サイドバックに据える考えだったとされるが、結局は放出を選択した。 ヴィニシウス・トビアスは、SNSで次のようなメッセージを伝えている。 「アスタ・ルエゴ(また今度)と言う時が来たね!」 「学び、経験、成長があった素晴らしい2年間だった。コーチングスタッフ、首脳陣、チームメートに感謝をしたい。このユニフォームを着られただけでもでありたい。また会おう、マドリディスタのみんな」 ヴィニシウス・トビアスはラウール・ゴンサレス監督率いるレアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)で、2シーズンで61試合に出場して14アシストを記録。今年1月にはコパ・デル・レイの試合で、最初で最後となるトップチームでの試合も経験していた。 レアル・マドリーはヴィニシウス・トビアスについて、1000万ユーロ(約17億円)で行使可能な買い取りオプションを保有していたが、同選手が期待に応えるだけのプレーを見せていなかったとの理由で、結局行使はしなかったとみられる。