「そこまでアジア杯も出なかったんで」三笘薫、ブライトン帰還後に語った“現状”。トッテナムに敗戦で「妥当な結果。もったいない」【現地発】
「僕がここからコンディションを上げてチームを助けないといけない」
試合を追うについて押し込まれていった難しさについては、「プレスかけられて低い位置に僕らが入った時に、前線の距離感が遠くなってロストする形が多くなった。僕は裏を狙ってましたけど、そこで距離感が生まれて、ちょっと意思の疎通ができなかった。それとマンツーマンで来た時にちょっとハマったところはありましたね」と説明した。 一方で、三笘個人としては、1か月半ぶりのプレミアリーグで復帰して即先発フル出場し、見せ場も作った。 「コンディションは上がっていますし、そこまでアジアカップも出なかったんでコンディションの持っていき方はできましたけど、負けたら意味がないんで。まあ、動けているところはありましたけど、シュートもなかなか打てなかったですし、最後のクオリティのところは必要ですね」 次節は18日、最下位のシェフィールド・ユナイテッド戦となる。現在8位からの上位浮上に向けて、負けられない試合だ。 昨季にブレイクした日本代表のエースは、ここまで3ゴール・5アシスト。さらなる飛躍が期待されていたシーズンなだけに、物足りない数字である。最後に得点したのは昨年9月24日のボーンマス戦まで遡る。 「僕がここからコンディションを上げてチームを助けないといけない」 本人も自覚しているとおり、残りのシーズン、ブライトンの浮沈のカギを握る重要な選手の一人なのが、この26歳なのは間違いない。 取材・文●松澤浩三
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