【ハイライト動画あり】お互い意地を見せた入替戦回避の戦い。三菱重工相模原ダイナボアーズvs.リコーブラックラムズ東京
ブラックラムズは今季3勝目を挙げたものの、勝ち点は4にとどまり、ダイナボーズが7点差以内の敗戦で勝ち点1を獲得したため、ダイナボアーズがディビジョン1に残留の9位、ブラックラムズが入替戦に回る10位が決まった。POM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)にはブラックラムズのFBルーカスが選出された。
勝利したものの10位となり、入替戦が決まったブラックラムズのピーター・ヒューワットHCは「勝ったことはうれしい。特に前半のパフォーマンスは、具体的なゲームプランを遂行してくれたことはすごく誇りに思う」。
「後半はそこから離れてしまうようなところも出てきてしまった。勝ち点5が取れればベストだったが、この試合だけではなくて、その前の14節までやってきたことの結果だと思う」。
「毎週、とにかくレベルアップし続けていくことが、自分たちのプライオリティ。主将のHO武井と副将のFL松橋周平は、しっかりとチームをリードしてくれた」とリーダー陣を称えつつ前を向いた。
キャプテンHO武井は「勝ったことはチームとして成長できたところだと思う。前半のは、しっかり自分たちのやるべきことを遂行できた。全員それぞれの役割をわかって、それを遂行できた結果だと思う」。
「しかし、後半はそこから逸れてしまった。シンプルなことをやり続けるのが大事だと思うが、次のレベルに行く必要がある。ただ、やることが明確になって、やってきたことは間違ってないと言うことが証明できた試合になった」と話した。
敗れたものの、後半は持ち直してディビジョン1の残留を決めたダイナボアーズのグレン・ディレーニーHCは「前半は自分たちがいろいろミスをして、そこから勢いを取り戻すことができなかった」。
「でも、後半はそれを変えて、自分たちで努力して7点差以内に戻ることができた。昨季より上の順位で入れ替え戦も回避できたが、(負けてしまったので)ちょっと複雑な気持ちではある」と悔しそうに語った。