DeNA2位指名の法大・篠木健太郎「息の長い選手として時間を過ごしていきたい」
DeNAに2位指名された法大・篠木健太郎投手（22）が26日、川崎市の大学施設で進藤達哉チーム統括本部長補佐（54）らの指名あいさつを受けた。現役生活25年を誇った三浦大輔監督（50）のような選手寿命の長い投手を目標に掲げ「息の長い選手として時間を過ごしていきたい。映像やテレビで（三浦監督の投球を）見ていた。いろいろなことを吸収させていただきたい」と目を輝かせた。 三浦監督は奈良・高田商高から1992年に前身の大洋に入り、43歳シーズンの2016年で引退するまで通算172勝をマーク。即戦力として期待される最速157キロ右腕の篠木は「第一線で活躍するのは簡単ではない」と気を引き締める一方、「開幕1軍を目指す」と力強かった。 東京六大学リーグ戦での通算成績は、11月2日からの明大戦を残して通算14勝11敗、防御率2・21。268回⅓で230三振を奪っている。現役時代の三浦監督は目指すべき投手像。「1年間、どんな形であってもチームに貢献したい」。持ち味の一つでもある闘志あふれる投球で、ベイ党の心をがっちりつかむ。（児嶋基）
