しつこい売り込みを断るとき「今はちょっと…」はNG。知人なので邪険にできずに困ったら、ひろゆきが考える“ズルい”言いまわし
相手にとって利益の出ない無理難題を…
例えば、ネット回線の契約であれば「契約できるけど即解約するので、その作業をすべてやってもらって違約金なども肩代わりしてもらえる?」と提示したり、「今は厳しいから○○円までしか出せないんです」と、どう考えても相手にとって利益の出ない額を提示したりします。 もしくは「ここまでケアしてくれるなら契約できます」と契約をしたら相手が面倒だと感じることを言ったり、資産運用の金融商品を営業された際には、「もし損失が出たら補填してくれますか?」と言ってみるとか。
それでもOKと言われたら?
要は、こちらが提示した条件を相手がのんだ場合に損をするような条件を出していけば、相手も引き下がらざるを得なくなります。営業は利益を出すための経済活動なので、損をしてまでやる意味はないですからね……。 それでもOKと言うのであれば、契約をしてもいいかもです。だって、その時点では支払った以上を回収できる、得をする状況が生まれているわけですから。
しつこい売り込みの断り方は…
× 今はちょっとやめておきます ◎ 損失が出たら、補填してくれますか? 構成/杉原光徳(ミドルマン) ―[賢い人が自然とやっているズルい言いまわし]― 【ひろゆき】 西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
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