最高額は誰だ! 23/24、日本人移籍金ランキング1~10位。夏と冬に新天地を求めた男たち。トップは?
6位:橋岡大樹(はしおか・だいき) 生年月日:1999年5月17日 移籍先:シント=トロイデン→ルートン・タウン 移籍金:200万ユーロ(約2億8000万円) 23/24リーグ戦成績:18試合2得点2アシスト(シント=トロイデン) 日本人選手が多く所属するシント=トロイデンからプレミアリーグのルートン・タウンへ今冬に移籍した橋岡大樹が6位にランクインした。移籍金は200万ユーロ(約2億8000万円)とされている。 浦和レッズからシント=トロイデンへ移籍した橋岡は右のサイドバックやウィングバックとして移籍当初から定位置を掴んで主軸として試合に出場し続けた。橋岡は守備面に強みを持っている選手であるが、ベルギーではリーグ戦通算86試合に出場し13アシストを記録しており、チャンスメイクでもチームに貢献することができる。 ルートン・タウンは3バックを採用しており、橋岡は右ウィングバックでの起用が予想される。現在ルートン・タウンは降格圏と1ポイント差の17位につけており、橋岡には残留に向けたプラスαとしての働きが求められるだろう。ここでさらなる成長を遂げることができれば、AFCアジアカップカタール2023では選外となった日本代表にも定着できる可能性が高まるだろう。
5位:坂元達裕(さかもと・たつひろ) 生年月日:1996年10月22日 移籍先:KVオーステンデ→コヴェントリー 移籍金:225万ユーロ(約3億1500万円) 23/24リーグ戦成績:26試合7得点2アシスト(コヴェントリー) 昨夏に移籍金225万ユーロ(約3億1500万円)でチャンピオンシップ(イングランド2部)のコヴェントリーに移籍したMF坂元達裕が5位にランクインしている。2022年1月にベルギーのKVオーステンデに移籍してからも、Jリーグで見せていたような鋭いドリブルを武器に継続的な活躍を見せていた。 坂元はコヴェントリーでは加入当初こそ定位置を確保していたとは言えず、途中出場での起用が多くベンチを温めることもあった。しかし味方選手のシュートを相手GKが弾いたところに詰めてゴールを決めた第17節のミルウォール戦以降はスタメンに定着している。 前所属のオーステンデではリーグ戦30試合出場0得点6アシストと、チャンスメイクでの数字が目立ったが、コヴェントリーではここまで26試合に出場し7ゴールをあげており、得点での貢献が大きくなっている。 現在コヴェントリーはリーグ戦7位につけており、プレミアリーグへの昇格プレーオフ出場圏を争っている。シーズン後半戦に向けて、坂元はクラブのキーマンとなっていくだろう。