最高額は誰だ! 23/24、日本人移籍金ランキング1~10位。夏と冬に新天地を求めた男たち。トップは?
8位:川辺駿(かわべ・はやお) 生年月日:1995年9月8日 移籍先:ウォルヴァーハンプトン→スタンダール・リエージュ 移籍金:150万ユーロ(約2億1000万円) 23/24リーグ戦成績:21試合6得点2アシスト(スタンダール・リエージュ) 昨夏にベルギーのスタンダール・リエージュに加入したMF川辺駿が8位にランクインした。この移籍に支払われた移籍金は150万ユーロ(約2億1000万円)とされている。 川辺は2022/23シーズンまでプレミアリーグのウォルヴァーハンプトンからスイスの名門グラスホッパーへ期限付き移籍をしてプレーしてきた。グラスホッパーでの最終シーズンを33試合出場9ゴール8アシストの好成績で終えるも、プレミアリーグでプレーすることなくスタンダール・リエージュに完全移籍することとなった。 その川辺はベルギーで好調を維持している。ここまでリーグ戦21試合出場6ゴール2アシストを記録しており、中盤でチームの攻撃を牽引している。その活躍により11月のクラブ月間MVPにも選出され、加入当時280万ユーロ(約3億9200万円)だった市場価値も現在は自己最高金額となる450万ユーロ(約6億3000万円)まで上昇した。 日本代表では中盤から前線のタレントが豊富なこともありAFCアジアカップカタール2023の招集メンバーには選出されず、現状では代表定着とはなっていない。しかし川辺はヨーロッパで継続的な活躍を見せており、今後も注目すべき選手であろう。
7位:横田大祐(よこた・だいすけ) 生年月日:2000年6月15日 移籍先:グールニク・ザブジェ→KAAヘント 移籍金:200万ユーロ(約2億8000万円) 23/24リーグ戦成績:18試合7得点1アシスト(グールニク・ザブジェ) ランキングの7位につけているのは今冬にKAAヘントに移籍した横田大祐だ。移籍金は200万ユーロ(約2億8000万円)とされている。横田はJリーグを経ずにヨーロッパでプロキャリアをスタートさせ、ベルギー強豪へのステップアップ移籍を果たした。 横田はラトビアのヴァルミエラに在籍していた2022シーズンに33試合出場8ゴール10アシストの活躍でクラブのリーグ優勝に貢献。スピードやボールコントロール能力の高さを特徴とし、左右のWGや中盤でもプレーする器用さも見せた。2023年2月にポーランドのグールニク・ザブジェに移籍すると、2023/24シーズンは右WGとして躍動し、ヘントへ移籍するまでに18試合出場7ゴール1アシストの成績を残した。 ヘントでは加入後リーグ戦全4試合にスタメン出場しているが、ここまでゴールは記録していない。クラブも1月以降は低調で、公式戦で勝利をあげることができずにいる。今やベルギーから多くの日本人が欧州主要リーグへ巣立っている。横田もクラブの苦境を救う活躍を見せてそれに続くことができるか。