朝倉未来はBD13.5の記者会見に欠席者が多く、怒りをあらわにした

　10月5日（土）に行われる『BreakingDown13.5』の記者会見の様子が25日、朝倉未来のYouTubeチャンネルで公開された。今回の記者会見は大会出場選手が5名も欠席するまさかの状況。これに朝倉未来CEOがブチ切れし、瓜田純士が説得に動く事態にまで発展した。 【フォト＆動画】朝倉未来の怒りを押し殺す顔、瓜田が狼狽する姿 　今回のBD13.5は、超10人ニキブルー100倍界王拳vs.瓜田純士ZERO超レボリューションの試合をメインに抜擢し、計9試合が行われる。ベアナックルルールも含めて珠玉のカードが揃った印象はあるものの、会見の欠席者が5名にものぼってしまった。 　それぞれ事情があるとはいえ、これが格闘技のプロイベントの会見となれば、なかなかの異常事態でもある。配信動画のタイトルに『朝倉未来がブチ切れ 対戦カード発表』とあるように、朝倉CEOが“欠席者が多く怒っている”という。 　瓜田が「13.5の記者会見があるのに対戦相手の3分の1が来ない。前回の12.5の会見もそうだったんけど、さすがに未来が『なめられているんですかね』って怒っちゃって」と説明し、「俺たちはスポンサーを集めないといけないし、このまま帰るわけにはいかないんで」と説得に動くこととなった。 　朝倉CEOの控室を訪問した瓜田は、緊張した面持ちで「みんなには話したんだけど、みんな告知してスポンサーを集めないといけない中、前回と同じやり方してんじゃねえぞと言った」とスタッフを怒ったと説明。すると朝倉CEOは「大丈夫です。作戦なんで。タイトルで『朝倉未来がブチ切れている』と入れたくて、突然、思いついてやりました」と笑顔を見せた。 　ただ、これはドッキリとかではなく「正直、マジでブチ切れていたんだけど、同じ失敗をし過ぎてて。普通に考えたら分かると思うんですよね。そもそも今日は、（白川）陸斗君と2人で撮影とか言われて。.5大会はオーディションもやっていないので弱いに決まっている。急遽、選手がいないと再生を取れないで全員集めてくださいねと言って。来てみたら5試合分くらいの選手がいないと。話にならんでしょうって。全員集まらないのならば、違う日にすればいいのに」と朝倉CEOはスケジュール調整ができなかったスタッフにダメ出しをした。 　たしかに、BDはオーディションからの伏線が大前提での試合を重視しているため、.5のようなストーリーが作りにくい大会は再生数を稼ぐことは工夫が必要だ。以前から朝倉CEOは、「.5大会は赤字になる」と明かしていたため、ジレンマがあるのだろう。 　会見は、沖縄から来た参加者もいたため、なおさら欠席者が際立つこととなった。瓜田は欠席した10人ニキに対して「地方出張で来れないってことだけど、お前の仕事なんかBDのおかげで取ってんだろ、フェリーでも何でもこっち来い。お前はBDに対する想いが俺とは違うんじゃねえのか。俺はBDの血が半分流れているんだ。血液型は、BDだ」と相変わらずの話術で会見を盛り上げた。 　欠席者が多いことをネタにしてプラスに持っていく朝倉CEOと、それに応える瓜田はさすがとしか言いようがない。あとは各選手が、試合でどんな姿を見せてくれるのか巻き返しに期待したい。