今シーズンも好調なスタート

PSGの指揮官エンリケ photo/Getty Images

パリ・サンジェルマン（PSG）はルイス・エンリケ監督に新契約を準備しているという。 これまでバルセロナやスペイン代表の指揮官を務めてきたエンリケは昨夏にPSGの新監督に就任した。1年目となる昨シーズンはチャンピオンズリーグ（CL）こそ逃してしまったものの、リーグとクープ・ドゥ・フランスを制して国内2冠を達成した。 そんなエンリケの現行契約は2025年夏までとなっており、今シーズン終了後に満了を迎えてしまう。そんななか、移籍市場に精通しているファブリツィオ・ロマーノ氏によると、PSGはエンリケに新契約を準備しているという。今夏の移籍計画にもエンリケは大きく関わっており、クラブは同監督を高く評価している模様。そのため、契約延長を熱望しているという。 今夏エースのキリアン・ムバッペが退団したPSGは代わりとなるような選手を無理に補強することはなく、チームの弱体化が心配されていた。しかし、ここまではリーグ戦開幕3連勝を飾っており、13ゴール2失点と素晴らしいスタートダッシュを見せている。 ムバッペはいなくなってしまったが、ブラッドリー・バルコラ（22）が3試合で4ゴールを記録しており、新生PSGを引っ張っている。さらにはウォーレン・ザイール・エメリ（18）、ジョアン・ネヴェス（19）、ヴィティーニャ（24）など中盤にも若くて頼りになるメンバーが揃っており、新時代に突入したチームをうまくまとめるエンリケの存在はPSGにとっても重要だ。 夏の移籍市場もおおかた終了したが、PSGが次に動かなければならない指揮官との契約延長は合意に至るのか、注目だ。