高原リゾートで快適サイクリング! 「フェアフィールド・バイ・マリオット・岡山蒜山高原」を起点にサステナブルを学ぶ
地域のおばあちゃんたちに笑顔で迎えられつつレストランに入ると、家族連れや女子会らしき人々、近隣の会社員などでほぼ満席。ランチは規格外野菜と地元産の味噌を使った味噌汁、地域の酒蔵の酒粕で漬けたカレイの粕漬け、真庭市湯原温泉で平飼いされている鶏の卵の玉子焼などに、周辺でバイオ液肥で育てられた野菜がたっぷりつく、という内容。ふっくら甘めの美味しいお米とともに、心も身体もほっこりするランチタイムだった。
土地土地の“素の魅力”に出会う旅
岡山の津山、鳥取の大山エリア、両県の県境の蒜山高原を巡った今回の旅。いわゆる「観光スポット」を観光客として巡るのではなく、地域にお邪魔しながら自慢の自然やグルメを味わうという、よりエリアに寄り添う体験ができた。拠点となった「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」は、まさに日本全国の知られざる魅力を渡り歩くためのホテル。どのホテルもほぼ同じインテリアで、訪れる場所が変わっても「そうそう、この空間、知ってる!」と、すぐにくつろげるようになっている。現在、全国に29軒を展開し、今度も続々と新しい施設がオープンするという。 ホテルはいずれも、そのエリアの“自慢”が集まる道の駅に近接しており、地域に住む人々に混ざって食事をとったり、ショッピングを楽しんだり……。地方創生にもつながる日本クエストの旅を、ぜひ体験しに出かけよう。 Text & Photo:萩原はるな