関東で真冬並み この時期として40年ぶりの寒さか 高温傾向が一転 冬らしい冬へ
今季一番の冷え込み
寒気の影響が残り、朝は全国的に冷え込みが強まりました。北海道から九州、沖縄のおよそ半数の観測地点で今シーズン最も低い気温となっています。 北海道の陸別では-10.6℃を観測したほか、岩手の薮川は-8.6℃で本州の今季最低気温となりました。東京も午前8時ごろに5.5℃まで下がり12月上旬並みの寒い朝となっています。 けさの冷え込みで仙台からは初霜と初氷の便りが届きました。 【動画】“寒冷刺激”…咳がとまらない患者増加 対策は? 【20日朝の最低気温】 陸別(北海道)-10.6℃ 20日の全国最低 薮川(岩手) -8.6℃ 本州の今季最低 仙台 1.2℃ 初霜と初氷を観測 東京 5.5℃ 今季最低 長野 -0.2℃ 今季初冬日 京都 6.6℃ 今季最低 松江 4.7℃ 今季最低 福岡 8.2℃ 今季最低
関東は冷たい雨で日中も真冬並み 40年ぶりか
きょう20日(水)の日中は全国的には晴れる所が多くなります。北陸から北日本は気温も前日に比べて大幅に上昇して寒さも緩みそうです。 ただ、関東だけは違います。低気圧が近づき雨が降ったりやんだりの一日となりそうです。日差しが出ず、冷たい空気も入りやすい影響で日中も気温があがりません。予想最高気温は東京で8℃と、なんと真冬並みの寒さです。 真冬並みというのは平年の気温で最も寒い時期のことで、東京は1月中旬から下旬にあたります。 雨の日の気温なので実際の真冬並みほどではありませんが、それでも11月中旬に東京で最高気温が一桁になるのは2012年以来12年ぶり。9℃以下であれば1984年以来40年ぶりで、この時期としては珍しい寒さとなります。
冬はどうなる?最新の3カ月予報は…
あす21日は関東の寒さも緩みますがそれもつかの間、週末には再び寒気の影響で北陸から北海道で雪が降り、全国的に冬の寒さとなりそうです。11月も残り10日。気象的には12月~2月が冬となるため、まもなく冬が始まります。 気象庁はきのう19日、12月~2月の3カ月予報を発表しました。気温は全体的に平年並みです。ただ、昨シーズンは顕著な暖冬となり今年は秋まで記録的な高温となっていたため、平年並みでも寒さが厳しく感じられそうです。 とくに1月は東日本と西日本で平年より寒くなる予想となっています。真冬に平年を下回る気温となりますので、覚悟が必要です。 また、この冬は日本海側で雪の降る量も多い予想になっています。 ウィンタースポーツなどを楽しめる冬になりそうですが、寒さと大雪には注意が必要です。
テレビ朝日