国民的アイドルがテレビから消えた…11年ぶりフジ連ドラ主演の香取慎吾「仕事も何も無くなった」こぼしていた“本音”と復活の軌跡
12月3日・4日に自身初となるアリーナフェスを開催した、元SMAPで「新しい地図」の香取慎吾(47)。近年の活躍は目覚ましいものがあり、12月17日には上沼恵美子(69)とのダブルMC特番『星になったスターたち』(フジテレビ系)の放送が控え、2025年1月期の『日本一の最低男※私の家族はニセモノだった』では、約11年ぶりにフジテレビ系連続ドラマの主演に起用されている。 【写真あり】「誰かわからなかった」と指摘された香取の“激変姿” 2016年末のSMAP解散以降テレビから“消えて”しまっていた香取自身、思うところがあったのだろう。一部報道によれば、アリーナフェスのMCで香取から「テレビ局って入れなくなっちゃった場所じゃなかったの?」と冗談が飛び出したという。またフジテレビから「入館証作りますか?」と提案されたことも明かしており、ネット上には 《ゲストパスじゃなくて入館証作るまで復活したのすごくない?》 《めげずに頑張ってきた努力の賜物だね》 《やっぱり香取慎吾はスターなんだなって思う》 と香取の復活劇を称賛するコメントが相次いでいる。 2017年に稲垣吾郎(50)・草彅剛(50)とともに「新しい地図」で再スタートをきった香取だが、実際に相当の苦労を重ねてきたのだろう。今年6月には「カルティエ」のイベントで、「(2017年頃に)本当に仕事も何も一度なくなった」と告白している。そんな状況の中で香取はSNS発信に取り組み、「新しい地図」結成直後に配信された「ORICON NEWS」のインタビューでは、 《みんなすごく応援してくれているから、すっごい力になって『よし、頑張ろう!』って思えます》 《ネガティブな意見も『批判ポイントはそこなんだ』って参考になるし、受け止めています》 と真摯に語っていた。そんな苦労人の香取だが、2019年に大きな転機を迎えることになる。所属していたジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)に対し、『新しい地図』の3人を出演させないようテレビ局に圧力をかけていた疑いがあるとして、公正取引委員会が口頭で注意したのだ。 「公取委の動きが功を奏したのか、新しい地図の3人は2019年末の大型特番『笑ってはいけない』シリーズ(日本テレビ系)でそろって地上波復帰を果たしました。また、2023年4月の『まつもtoなかい』(現『だれかtoなかい』/フジテレビ系)では、香取さんが地上波民放で7年ぶりとなるライブパフォーマンスを披露。トーク中にMCの中居正広さん(52)が香取さんを『慎吾』と呼び、香取さんも『中居さん』から『中居くん』に呼び方が変わっていく様子も見られ、SMAP時代を思い出したファンは多かったのではないでしょうか」(芸能ジャーナリスト) 今年9月の『with MUSIC』(日本テレビ系)では、SMAP解散後初となる「新しい地図」3人そろっての歌番組出演が注目を集めた。上沼との特番、さらには新ドラマ主演と、香取の露出が増加しているのは明らか。復活劇から快進撃に変わる日は、そう遠くはなさそうだ。