【楽天】ヤクルトから今オフ“3人目”の補強 3年目右腕の柴田大地を獲得 現役ドラフト
楽天が9日、現役ドラフトでヤクルト柴田大地投手(27)を獲得した。 21年ドラフト3位で日本通運から入団。今季3年目の右腕は1試合に登板し、0勝0敗、防御率4・50。イースタン・リーグでは40試合で2勝1敗、防御率2・17だった。同選手を獲得したことで中継ぎ強化に期待がかかりそうだ。 【一目でわかる】現役ドラフト結果 柴田はヤクルトを通じて「入団から3年間プレーさせていただきました。スワローズでは目立った活躍ができませんでしたが、この機会は自分にとってもすごくチャンスだと思って、新天地では心機一転頑張ります」と決意表明。「3年間と短かったですが、関係者の皆さま、裏方さん、監督コーチ、そして何よりファンの皆さまに本当に感謝しています。今まで本当にありがとうございます」とコメントした。 今オフ、ヤクルトから3人を補強した形となった。6日には金銭トレードで今野龍太投手(29)を獲得し、同チームを自由契約となっていたミゲル・ヤフーレ投手(26)とも入団合意した。 楽天からヤクルトへ茂木栄五郎内野手(30)がFA移籍したため、今後は人的補償が焦点になる。石井一久SD(51)は6日に取材対応した際に「リストを見てというところだと思いますけど、あくまでも人的っていうところを考えています」と話しており、“4人目”を獲得する可能性が高そうだ。 また、2年目の伊藤茉央投手(24)が、現役ドラフトで中日へ移籍することが決まった。