【ニューイヤー駅伝1区】旭化成・長嶋幸宝が区間賞!「一番うれしい」昨年転倒の悔しさ晴らした
◇第69回全日本実業団対抗駅伝「ニューイヤー駅伝」(スポニチ後援) (2025年1月1日 群馬県庁前発着の7区間100キロ) 新春の上州路に37チームが集い、駅伝日本一を争っている。 1区(12・3キロ)は、箱根駅伝1区の区間記録保持者、吉居大和(トヨタ自動車)、3000メートル障害で五輪2大会連続入賞の三浦龍司(SUBARU)、福岡国際マラソンで2時間5分16秒の日本歴代3位を記録をマークした吉田祐也(GMOインターネットグループ)らが駆けた。 吉田が集団を引っ張る展開で5キロは13分57秒のハイペースで通過。残り1キロを切って長嶋幸宝(旭化成)が先頭に。昨年は1区で転倒もあって区間13位だった長嶋が、見事に34分29秒で区間賞を獲得した。 長嶋は「今まで走ったレースの中で一番、うれしい。1年間、苦しい思いをしてきた分、このレースにかける思いは誰よりも強かった」と振り返った。 三浦は2秒差の区間3位、吉居は13秒差の区間12位でつないだ。