長く煮込めば良いワケではない!?おうちおでんを楽しむための鉄則「十か条」メーカーが伝授
気温が下がってきて、おうちで登場する機会も増えそうな「おでん」。ですが、作る際に煮込んでいると、「味が濃くなった」「いも類が煮くずれた」など、思うような仕上がりにならないことも。練り物の製造・販売する、紀文の公式Xアカウント(@kibun_kitchen)が、そんな「おでん作りのコツ」を紹介し、注目を集めています。 【写真】おでん煮込みすぎてない?
ポイントは「長く煮すぎない」「弱火で」
おでん失敗の原因は「煮すぎ」てしまっているから。煮る時間が長すぎたり、強火でぐつぐつ煮たりすると、煮汁が少なくなって煮詰まります。その結果、具と具がぶつかって「煮崩れ」したり、味が濃くなったりします。 実は、大根やこんにゃくも下ごしらえをしっかりとすれば、長く煮込まなくても味がしみ込みます。煮えにくいものから順に入れ、具によって煮る時間を変えましょう。同様に火加減も重要で、「一度煮立ったら、後は弱火でコトコト煮る」のがポイントとのこと。
おでんの鉄則の「十か条」で覚えよう!
・大きめの鍋で、具が浸るぐらい汁をたっぷりと用意 ・具はいろいろ用意して、味や食感の変化をつける ・ゆで玉子は固ゆで、大根やこんにゃくは表面に隠し包丁を入れる ・煮えにくいもの、味のしみ込みにくいものから順番に煮る ・弱火でコトコト(強火は煮くずれ・煮つまり・汁のにごりの原因に) ・鍋にフタをして煮込むときは必ずフタをずらす ・汁が煮つまったときは、味をみてお湯か汁を足す ・練り物の旨みがおでん汁に出過ぎないよう、煮る間は10~15分 ・はんぺんは食べる直前に入れ、汁をかけながらさっと温める ・揚げ物の油分が気になるときは、熱湯でさっとかける程度の油抜きを ▽出典 ・紀文 公式X/おでん煮込みすぎてない? ・紀文 公式/失敗学に学ぶ、おでんの作り方
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