レディットのユーザーは40％以上がミレニアル世代だとイーマーケターの最新の調査結果が伝えている。

レディットのユーザーの43％以上がミレニアル世代で、このプラットフォームで最も多い。 【全画像をみる】レディットはミレニアル世代の安息の地…ユーザーの43％を占める レディットが人気なのは、テキストベースであり、ミレニアル世代とともに成長したものだからかもしれない。 役立つアドバイスや少しひねくれたユーモアは、30代、40代の人々にちょうど良い。 イーマーケター（Emarketer）の、アメリカにおける世代別デジタル習慣についてのレポートによると、レディット（Reddit）はミレニアル世代に最も浸透した掲示板型ソーシャルプラットフォームだ。 レディットにログインしているユーザーのうち、43.3％がミレニアル世代である一方、Z世代は29.6％だった。Snapchat（スナップチャット）だとZ世代がなんと52.3％で、ミレニアル世代はわずか32.9％だ。 ではなぜ、レディットはミレニアル世代にとっての安息の地となっているのだろうか。見解は2つある。 レディットのテキストベースで議論するスタイルはミレニアル世代にとって馴染みがある。彼らはこの種のフォーマットとともに育ち、慣れている。Z世代は、1日の長い時間をデジタルプラットフォームに費やすかもしれないが、圧倒的に視覚的な動画フォーマット、例えばYouTubeやTikTok（ティックトック）、Snapchatなどを好む。ミレニアル世代は相変わらず、読んだり、タイプしたりするのが好きだ。 ミレニアル世代は、レディットで盛り上がるタイプのコンテンツに魅力を感じる年代でもあるのだろう。家のリフォーム、ガーデニング、芝の手入れ、子育て、お金のこと、投資のアドバイスなどだ。30代、40代の人々が話したいのはそういう内容であり、それがレディットのメイン・トピックだ。 いつかは、クールでいるのをやめて、木工について学びたいと思い始める日が来る。誰にでもその時は来る。 重要なのは、Business Insiderと同じ親会社を持つイーマーケターのレポートは、ミレニアル世代の40％以上がレディットを使っていると言っているのではないことだ。ただ、日常的にレディットを使っている人のうち、43.3％がミレニアル世代だと言っている。 ズームアウトしてミレニアル世代全体で見ると、日常的なレディットユーザーは35.6％となり、YouTubeほどの人気はない。イーマーケターのレポートによると、YouTubeはミレニアル世代の82％が使用しており、フェイスブック（Facebook）は78.7％だという。このレポートは、イーマーケターが今年初めに行なった見通しに基づいている。 レディットは最近、アクセス数が著しく増えている。今年の第2四半期には、1日のアクティブユーザー数が、前年同期比で51％増になったと報じられた。これは、他のソーシャル・プラットフォームを大きく引き離している。