2年前に買った洗濯機を掃除していないと話したら、「汚い…」と友人に言われました。洗濯機の掃除はどのくらいの頻度でやるべきなのでしょうか?
洗濯槽の掃除に使うクリーナーは主に3種類
ここでは、洗濯槽の掃除に使用するクリーナーを3種類紹介します。洗濯槽の掃除は1ヶ月に1回ほどが目安です。 ■塩素系 塩素系のクリーナーは、強い殺菌効果が期待でき、カビを分解しながら除去してくれます。目に見えないカビ菌も除去してくれるため、効果が長く持続します。価格は150円程度から、大容量のものでも1000円前後で購入できるでしょう。 ■酸素系 酸素系クリーナーは、塩素系と比較すると殺菌力が低くなりますが、においや皮膚への刺激、衣類に与えるダメージが少ないことがメリットです。200円程度の商品が多く、大容量でも1000円以下で購入できる商品がほとんどです。 ■重曹 塩素系や酸素系のクリーナーと比較すると殺菌効果は劣るため、こまめなお手入れが欠かせません。また、重曹で掃除した後に浮いてきたカビや汚れは自分で取り除く必要があります。重曹も1キログラム300円程度から販売されており、掃除をする際の経済的な負担が少ない点がメリットです。
洗濯機の掃除をしないとどんなリスクがある?
ここでは、洗濯機の掃除をせず放置していると生じるリスクを紹介します。 ■電気代や水道代がかさむ可能性が 洗濯機の掃除を定期的に行わないと、電気代や水道代がかさむ可能性があります。具体的には、乾燥フィルターや洗濯槽にゴミがたまると、風量が弱くなり、乾燥時間が延びて電気代が増加します。また、洗浄力の低下により洗浄時間が長くなると、電気代や水道代を無駄に消費してしまうことがあります。 ■雑菌が肌トラブルの原因に 定期的な洗濯槽の清掃は、カビや雑菌の繁殖を防ぐために重要です。洗濯機の掃除を怠って黒カビや雑菌が繁殖した状態で洗濯をしてしまうと、衣類にカビが付着して、肌荒れを引き起こす原因になる場合があります。特に、敏感肌の方や小さな子どもがいる家庭では、定期的な掃除を意識して、カビの発生リスクを抑えましょう。
洗濯機の掃除はパーツごとの目安にあわせて定期的に行おう
洗濯機の掃除頻度はパーツによって異なりますが、洗濯機にたまる汚れの量は、洗濯機の使用頻度や洗濯する衣類の汚れ具合で変化します。そのため、いつもと違うにおいがするといった変化を感じたら掃除するようにしましょう。 洗濯槽を掃除する際は、汚れ具合に応じたクリーナーを選択してください。洗濯機の掃除を怠ると、肌トラブルや電気代や水道代がかさむ原因にもなるため、面倒でも定期的に行うことをおすすめします。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部