マカオでフィーゴらポルトガルサッカーの伝説的プレーヤーが躍動…フットサル親善試合に出場
マカオの統合型リゾート(IR)運営企業SJMリゾーツ社がマカオ特別行政区の成立25周年を記念して主催するフットサルの親善試合がきのう(5月19日)午後、マカオ東アジア大会体育館(通称:マカオドーム)で開催された。 今回の親善試合はポルトガルサッカーのレジェンドで構成される「ポルトガル・アイコンズ(Portugal Icons)」と香港映画スターとサッカー香港・ マカオ・広東代表選手で構成される大湾区フライングドラゴン(GBA Flying Dragon)の対戦。11-4でポルトガル・アイコンズが勝利した。
主催者発表によれば、観客動員数は約4千人だったといい、試合の模様はYouTubeなどを通じて全世界へ向けてライブ配信された。 出場したポルトガルのレジェンドはルイス・フィーゴ、リカルド・クアレスマ、ビトール・バイーア、ペドロ・パウレタ、ディマス・テイシェイラ、ジョゼ・ボシングワ、リカルド・カルヴァーリョ、ティアゴ・メンデス、ヌーノ・ゴメス、マニシェ、エルデル・ポスティガの錚々たるメンバー。
試合は20分ハーフ(前半後半合計40分)で行われ、試合開始早々にフィーゴが往年を彷彿とさせるテクニックを駆使して先制ゴールを決め、会場を沸かせた。その後もレジェンドプレーヤーらが次々と美しい個人技を披露、また息の合ったコンビネーションで終始相手ゴールへ襲いかかり、試合終了まで目が離せない展開に。レジェンド相手に奮闘する大湾区フライングドラゴンのプレーヤーにも惜しみない声援が送られた。 ポルトガル・アイコンズのキャプテンを務めたフィーゴは試合後、「マカオはポルトガルが深く根ざした自分にとって故郷を思い出させてくれる親近感のある場所で、今回の滞在中にマカオの街をめぐり、また少年らにサッカー指導をする機会を通じ、フレンドリーなスタッフと素晴らしいファンらとの出会い、マカオのサッカーに対する情熱をあらためて感じ、ファンを喜ばせることができたことを嬉しく思うとともに、大湾区フライングドラゴンのプレーヤーがハートとスキルを存分に発揮して楽しい試合をしてくれたことに感謝する」とコメント。また、ポスチガは「SJMリゾーツ社のホスピタリティは完璧で、マカオの活気ある街の雰囲気に感動し、他のアジアの都市とは違ったオーラを放っているように感じた」と述べた。