神戸が広島から奪首! 柏は終盤被弾で敗戦、札幌も痛恨ドロー…湘南&京都は連勝で安全圏へ/J1第35節
2024明治安田J1リーグ第35節の5試合が3日に行われた。 1日にヴィッセル神戸がジュビロ磐田を下し、サンフレッチェ広島は暫定2位で京都サンガF.C.と対戦した。一進一退の攻防を繰り広げるなか、62分に京都の先制を許して追いかける展開に。攻撃の活性化を図った選手交代も機能せず、広島は0-1で敗戦。今シーズン2度目の連敗で神戸と勝ち点差「2」の2位に転落した。一方、京都は2連勝で残留をほぼ手中に収めた。 FC町田ゼルビアは、すでに降格が決まったサガン鳥栖と対戦。鳥栖の先行を許すと、一時は得意のロングスローで追いついたものの、終盤にセットプレーで勝ち越される。鳥栖に13試合ぶりの白星を献上した町田は、5試合未勝利で神戸と勝ち点差「7」の3位に後退し、昇格初年度での優勝からまた一歩遠ざかった。 降格圏を突き放したい17位柏レイソルは、敵地でアビスパ福岡と対戦。前半終盤に福岡の先制を許したものの、後半立ち上がりにマテウス・サヴィオが試合を振り出しに戻す。しかし、後半アディショナルタイム2分に岩崎悠人の福岡加入後初ゴールを浴び、柏は1-2で敗戦。柏は1試合未消化の磐田との勝ち点差「4」のままとなった。 降格の足音が迫り来る19位北海道コンサドーレ札幌は、ホームでセレッソ大阪と対戦。9分に青木亮太のゴールで幸先よく先制したものの、C大阪の反撃に耐えきれず85分に被弾。札幌は手痛いドローで勝ち点「1」を積み上げるにとどまった。 湘南ベルマーレは怒涛の4連勝で安全圏に浮上。敵地でのFC東京戦、43分に鈴木章斗が見事にミドルシュートを決めて先制すると、後半開始早々の49分には畑大雅がカットインから追加点。FC東京の決定力不足にも助けられ、湘南が2-0の勝利を収めた。 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■第35節
▼10月23日(水) アルビレックス新潟 0-2 東京ヴェルディ ガンバ大阪 3-2 名古屋グランパス ▼10月30日(水) 横浜F・マリノス 0-0 浦和レッズ ▼11月1日(金) 川崎フロンターレ 1-3 鹿島アントラーズ ヴィッセル神戸 2-0 ジュビロ磐田 ▼11月3日(日・祝) 北海道コンサドーレ札幌 1-1 セレッソ大阪 サンフレッチェ広島 0-1 京都サンガF.C. FC東京 0-2 湘南ベルマーレ サガン鳥栖 2-1 FC町田ゼルビア アビスパ福岡 2-1 柏レイソル