【ONE FF】17歳のルディ・ダ・シウバが試合巧者ぶりを発揮、佐藤界聖が善戦するも判定負け
ONE Friday Fights 90 2024年12月6日(金)タイ・ルンピニー・スタジアム 【写真】シウバの強烈な左ボディブローが決まった ▼キャッチウェイト(159LBS)ムエタイ 3分3R 〇ルディ・ダ・シウバ(スコットランド) 判定3-0 ×佐藤界聖(PCK連闘会) 今大会で日本人唯一の選手として佐藤界聖が出場。佐藤は仙台の元・聖域統一ウェルター級王者で、3月の『新日本キックボクシング協会』で大谷真弘とドロー(佐藤が1.3kgオーバーで減点2&グローブハンディ)、5月の『HOOST CUP KINGS NAGOYA 15』では匡志YAMATOに判定負けを喫した。動き続け、蹴り続ける運動量の多いスタイルで右カーフ、左ミドル、右フックと攻撃を散らす。戦績は12勝4敗1分。 キャッチウェイト(159LBS)ムエタイで同じく初参戦の17歳シウバと対戦する。 1R、右ローと右ミドルの蹴り合いからシウバは左フック、左ボディを打ってくる。佐藤は右カーフ、右ミドルからの右ストレートでヒットを奪う。前に出るシウバが左ボディから右ヒジ。佐藤の右カーフにシウバは左ボディと左フックで対抗。シウバの左ミドルに必ず右ミドルを返す佐藤。シウバはガッチリとロックしてのヒザ、場内から歓声が沸く。 2R、佐藤は再び右ミドルからの右ストレートをヒットさせる。前に出るシウバがジャブと右ロー、佐藤は右ミドルからの右ストレート。右ミドルの蹴り合いから佐藤が左三日月も蹴る。佐藤のパンチには左フックを合わせに来るシウバ。佐藤は右オーバーハンドをヒットさせると、もう一度右オーバーハンドもこれは空振り。ならばと佐藤は左三日月蹴り。ここで佐藤が一気に前へ出る。シウバは距離を詰めてヒジを放った。 3R、佐藤の右オーバーハンドが再び決まる。前に出るシウバには左三日月を連発。シウバは距離を詰めての連打も佐藤は離れて左三日月と右カーフ。佐藤が蹴りを当て、シウバはパンチの空振りが目立つ。苦しい展開になってきたシウバは首相撲からのヒザ。ミドルの蹴り合いになったところでシウバのヒザが佐藤の急所に入り、試合は中断。再開後、シウバは首相撲からのヒジとヒザから投げ、立った佐藤に右ヒジの連打。シウバは左のヒザを連打し、佐藤はパンチで応戦。蹴り合いでは佐藤も負けないが、シウバがヒザを突き刺す。 判定は3-0で試合をリードしたシウバに凱歌が上がった。
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