大枚はたいて「脱炭素」しても効果は雀の涙 日本が〝CO2排出ゼロ〟になっても…気温0.006度しか下がらず 参政党・神谷代表が追及
一体、真面目に国民のことを考えているのだろうか。政治家は「150兆円かけて0・006度下げたいのか」と国民に問いかけ、その答えを政府にぶつけるべきだ。
■杉山大志(すぎやま・たいし) キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。1969年、北海道生まれ。東京大学理学部物理学科卒、同大学院物理工学修士。電力中央研究所、国際応用システム解析研究所などを経て現職。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)、産業構造審議会、省エネルギー基準部会、NEDO技術委員などのメンバーを務める。産経新聞「正論」欄執筆メンバー。著書・共著に『「脱炭素」は嘘だらけ』(産経新聞出版)、『亡国のエコ』(ワニブックス)、『SDGsエコバブルの終焉』(宝島社新書)など。