「Web3」のイメージとして浮かぶもの、「仮想通貨」「メタバース」を超えた1位は?【フォーイット調べ】
フォーイットが運営するWeb3メディア「Mediverse(メディバース)」は、「Web3」に関する調査結果を発表した。20歳以上の男女500人が回答している この調査では世代の定義として、Webサイトの閲覧など一方通行のコミュニケーション「Web1.0」、SNSの普及による双方向のコミュニケーション「Web 2.0」、ブロックチェーン技術を基盤とした分散型インターネット「Web3.0」と定義している。
「Web3」という言葉を聞いたことがあるのは2割以下
まず「Web3という言葉を聞いたことがあるか」と聞くと、「ある」は18.6%とかなり低い。男女年代別で見ると、「20代男性」の認知は42.0%で“男性は女性の3倍以上認知”していた。
世帯年収別に見ると、「Web3」という言葉を聞いたことがあると回答した割合は、世帯年収と比例しており、世帯年収1,000万円以上の年収層は3割以上が認知していた。ただ「Web3」という言葉を聞いたことがあると回答した93人(18.6%)に対して、理解度について聞くと、「聞いたことはあるが、よくわからない」40.9%が最多だった。
また男女別で「Web3」理解度を見ると、女性は「非常によく理解している」と「聞いたことはあるが、よくわからない」の回答比率が二極化している。
さらに年代別では、20代~40代は「聞いたことはあるが、よくわからない」が圧倒的な首位であり、その比率は年代が上がるごとに増え、40代は半数を占めた。なお、「非常によく理解している」がもっとも多かったのは、20代の3割にあたる31.1%であった。
「Web3」を認知しているという93人(18.6%)に対して、「Web3と聞いて思い浮かぶこと(共起語/サジェストキーワード)」を聞くと、1位は「ブロックチェーン」33.3%で、2位「メタバース」18.3%、3位「暗号資産(仮想通貨)」がそれに続いた。なお男女別に見ると男性の37.5%が「ブロックチェーン」をあげた一方、女性の33.3%は「メタバース」をあげるなど男女差が目立った。