【貯金オタク】「節約・ガマン」ばかりだった私が見失っていたこと。貯金がしんどくなった理由
将来への不安から「超節約生活」を始めたら、1年半で250万円の貯金に成功!ただその後、お金を使うたびに「罪悪感」に襲われるように……。そんな主人公・えぴこの価値観を変えてくれたのは、友人から贈られたあるプレゼントだった!話題のコミック『貯金オタク、5,000円の石けんで目覚める。』より、短期連載でお届けします! 【コミックを読む】友人の臨床心理士のアドバイスが刺さった!貯金することにとらわれていた私が気づいたこと
登場人物は…
⚫︎えぴこ:会社員で副業漫画家。 FP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持っており、家計や貯金のことを考えるのが好き。 家が大好きで、できるならずっと家でゴロゴロしていたいと思っている。飽きっぽく面倒くさがりな性格だが、一つのことにのめり込むとなかなか抜け出せないタイプ。あることをきっかけに貯金にハマり、貯金オタクになる。 ⚫︎夫:穏やかでのんびりした性格の会社員。 コロナ前に結婚し、今年で結婚5周年を迎えた。カメラ、旅行、野球観戦、スマホのプランを考えることが好き。基本的には倹約家だが、記念日や旅行先など使うところではお金を大胆に使うタイプ。 ⚫︎息子:2020年に小日向家に誕生。保育園に通っている。 超食いしん坊で、同じクラスの子よりも明らかに一回り大きい。最近数字や足し算にハマっており、「将来は数学やお金に強い子になるか……!?」と親を期待させている。
「他人の評価」じゃなくて「自分が満足するか」
貯金生活が、なんだかしんどくなってきたえぴこさん。思い切ってプロのカウンセリングを受けることに。そこで、えぴこさんの「気持ちがしんどい理由」を指摘されます。 それは、願望が「物への執着」になっていないか、ということ。 たとえば、欲しいのは「家」なのか「快適に暮らしてる状態」なのか。求めてるのは「お金」なのか「安心感」なのか。自分は何が望みなんだっけ?ということに、目を向けてみましょうと。 なるほど! えぴこさんが貯金を始めたきっかけは「安心感」が欲しかったから、そして将来お金の不安なく暮らしたい、という思いから。でも結局、いつまでたっても「お金=貯金や値段」のことばっかり気にしてる。 そうではなく「自分の満足感」に目を向けてみると……。 このカウンセリングの後、えぴこさんは、まずは近所の気になったお店に定期的にランチ外食に行くように。思い切って自分の好きなことにお金を使うことで、好きなもの、ときめくもの、満足できるものを探っていきます。 「いつか余裕ができたらやろう……」なんて思っていると、好きなことを自由にできる人生の時間は、思っているより少ないもの。お金の貯め方や節約と十分向き合ったら、今度はお金の使い方に向き合ってみませんか。今は我慢して、楽しいことは後回しという毎日より、やりたいことは今日から、今からやっていきましょうよ。 えぴこさんの人生、この続きは書籍でぜひお楽しみください!
『貯金オタク、5000円の石けんで目覚める』
(小日向えぴこ/著 はちみつコミックエッセイ 1,210円・税込) 人生の不安から超節約生活を始め、なんと1年半で250万の貯金に成功! しかし今度はお金を使うたびに罪悪感と恐怖が募るように……。 そんなときに友人から贈られた高価な石けんの満足度に、えぴこの価値観が一変!? 豊かになるための貯金が心を貧しくさせているのはどうしてだろう? ライフプランを見直して始まる私の100歳お金ゼロ計画。 貯め方も使い方も、家族会議の方法もわかる! 実用的な要素も盛りだくさんのコミックエッセイです!
小日向えぴこ